高血圧症
血圧が高い状態が続くと、血管の壁に負担がかかり続けます。その結果、脳卒中(脳出血・脳梗塞)、心筋梗塞、心不全、腎臓の機能低下などにつながることがあります。高血圧そのものには、ほとんど自覚症状がありません。健診で指摘されたことをきっかけに気づく方が多い病気です。
診察では、血圧の値そのものだけでなく、これまでの経過、他の危険因子(脂質・血糖・喫煙・ご家族の病歴など)、すでに臓器に影響が出ていないかを合わせて確認します。血液検査・尿検査・心電図などで、腎臓や心臓の状態を調べることができます。
治療は、減塩をはじめとする食事の工夫、体重の管理、運動、お酒との付き合い方といった生活の見直しが土台になります。そのうえで必要と考えられる場合には、お薬による治療をご相談します。ご家庭で血圧を測っていただくことが、とても役に立ちます。診察室での値だけでは分からない変化が見えてくるためです。測り方や記録の仕方もご案内します。